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【刃牙など】面白い格闘漫画おすすめランキングTOP13を発表!

格闘漫画のおすすめランキングを発表するッ!

男なら一度は格闘漫画を読んだことがあるだろう。そして、読んだ後は蛍光灯の紐に向かってシャドーボクシングをしたはずだ。

格闘漫画とは、バトル漫画とは種類が異なり、格闘術をベースに戦う現実的な漫画のことである。バトル漫画では往々にしてファンタジーな要素が入り込み、非現実的な戦いが展開されるわけだが、格闘漫画はそれに比べると現実味がある。

ただ、格闘漫画のジャンルはめ込まれていても読者からすれば十分ファンタジーな戦いをする格闘漫画もある。刃牙のような。しかし、あくまでも格闘術がベースだ。

これから私が紹介する格闘漫画の定義とは、【格闘術もしくは格闘技をベースに戦う漫画】のことである。

実際に読んだことのある格闘漫画のみを紹介

この記事でまとめている格闘漫画のランキングは、すべて私が読んだことのある、もしくは今も持っている漫画のみで作成されている。実際に読んだことのある漫画を紹介するのであれば、その文章にも説得力があるはずだ。

本当に面白いと思ったものを厳選したので、格闘漫画を探している人はぜひ読んでみてほしい。

面白い格闘漫画とはなにか?

おすすめのランキングに入る前に、ランキングの指標となる「面白い格闘漫画とは何か?」という疑問を解消しておこうと思う。

人それぞれ何を面白いと思うのかは主観によって決まるので、このランキングは私の主観だ。私は何を基準にして格闘漫画の面白さを判断したのか? 

それを明らかにしておくことで、このランキングにも強い意味を持たせられるだろう。

面白い格闘漫画の条件1.肉体描写

まず、私はキャラクターの肉体描写を重視して読んでいる。肉体描写とは、単なる画力のことではなく、どれほど現実味を読者に感じさせられているか?ということだ。

例えばそれは、からだの立体感や綿密な筋肉の描写であるし、そのほかでいえば関節の自然な描き方などである。要は、絵を描くことをさぼらないことだといえるかもしれない。

私が好きではない描き方のひとつに、「パンチや蹴りをシャッシャッと描く」というのがある。勢いを感じさせるためには必要な表現だけど、多用されるとそれに頼り過ぎな印象があって面白くない。

それに頼ることなく、パンチを繰り出したときの関節の動きや筋肉の躍動をしっかりと描いているのが、面白い格闘漫画である。

面白い格闘漫画の条件2.キャラ立ち

次の条件は、キャラクターの立ち方。これは地面に立つ意味の立ち方ではない。魅力あるキャラクターかどうかという意味である。

格闘漫画のみならず、漫画において魅力あるキャラというのは非常に重要だが、格闘漫画では際立って重要だといえるだろう。

何故なら、格闘というのはファンタジーなバトルと違い、超絶格好良い必殺技なんていうものがないからだ。ワンピースやBLEACHのように派手な技はでてこない。

だから、派手な必殺技で魅せることは難しいので、キャラの立て方で面白さを引き立てる必要があるのだ。

面白い格闘漫画の条件3.バックボーンのドラマ性

これは、キャラクターの立ち方と似ているかもしれないが、実は全然違う条件だ。私としては、格闘漫画では登場人物たちの戦う理由が不可欠! 

そして、その闘う理由とは読者と同じ世界で生み出されるものでなくてはいけない! つまり、その登場人物が闘う理由には現代社会の中で起こり得るようなドラマ性があって、それにこそ格闘漫画としての面白さが宿るのだ。

例えば、この後紹介する〔ホーリーランド〕という漫画では、引きこもりの主人公がシャドーボクシングによって力を手にいれ、不本意ながらも不良どもと戦い、自分の居場所とは何か?を模索し続けるというストーリーが根幹に据えられている。

引きこもり、不良、自分の居場所。これらのキーワードは、現実世界から持ち出されたものである。それらをテーマに入れ込んだ〔ホーリーランド〕のストーリーは、実にリアルでドラマ性がある! 

このドラマ性こそ、格闘漫画を面白くするのだと私は思っている。

面白い格闘漫画の条件4.格好良い技の有無

ゴムゴムのピストル、螺旋丸、卍解。面白い漫画には格好良い必殺技が不可欠だ。格闘漫画も同じである。

ただ、格闘漫画における格好良い必殺技とは、そこまで派手なものではなく、発揮するにも条件が必要で、さらにいえば一打逆転の一手というわけではないことが多い。

例えば、〔あしたのジョー〕のクロスカウンター。まさに必殺技だといえるが、単純なボクシングの技術だし易々繰り出せる技ではない。

また、格闘漫画では技同士をぶつけあうことができないので、ターン制のように技を交差させる(螺旋丸と千鳥をぶつけ合うように、アッパーカットと右ストレートをぶつけあうことはできない)。

だから、バトル漫画の必殺技とは少しニュアンスが違うだろう。格闘漫画における格好良い必殺技とは、あくまでも格闘術。〔刃牙〕の正中線四連撃や〔ホーリーランド〕の右ストレートなど、そんな派手な技ではないけど印象に残る魅力的な技である。

これがなければ、面白い格闘漫画とは言えないだろう。

 

条件を元におすすめの格闘漫画ランキングを作成ッ!

長々と語ってしまったが、以上の条件をもとに格闘漫画のおすすめランキングを作成したので、発表していきたいと思う。

一応ランキングの形式にしてはいるものの、すべて読めば血が滾るような格闘漫画なので、気になったものはぜひ読んでみてほしい。

おすすめ格闘漫画ランキング13位.ハンザスカイ

ハンザスカイ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

〔ハンザスカイ〕はまさしく王道の高校部活漫画だ。不良の主人公が空手の強いヒロインに惹かれて入部し、めきめき成長していくというストーリー。

一聴するとするとありきたりなストーリーに思えるかもしれないが、このありきたりなストーリーを面白く描くのは、容易なことではない。

〔ハンザスカイ〕は、作者である佐渡川準にとって3度目の連載作となるわけだが、3作目ともなると熟練の技術が光っている。何気ないストーリーも面白く描き、すこし臭いと思われるようなセリフも違和感なく描写できるのだ。

気軽に読めて面白い格闘漫画といえるだろう。

  • 巻数:全13巻
  • ジャンル:高校空手
  • 読み味:さわやか青春

ハンザスカイ コミック 全13巻完結セット (少年チャンピオン・コミックス)

おすすめ格闘漫画ランキング12位.刃牙道

刃牙道 17 (少年チャンピオン・コミックス)

〔刃牙道〕は、あの有名な刃牙シリーズである。完結しているシリーズでは最新のもので、宮本武蔵がストーリーの中心の作品だ。

以前までのシリーズを読んでいる人なら分かるように、刃牙はもはやネタ扱いされるくらい作者の癖が開け広げになっていて、〔刃牙道〕はそれが強いせいもあり、ギャグマンガみたいになっている。私としては、刃牙シリーズの中で一番苦手なシリーズ。まともに戦うシーンが少ないので、じれったく感じてしまうのだ。

でも、一気読みすれば「やっぱり面白いや」と思うので、刃牙が好きな人は当然、外せない格闘漫画である。

  • 巻数:全22巻
  • ジャンル:なんでもあり
  • 読み味:もはやギャグ

刃牙道 コミック 1-20巻 セット

おすすめ格闘漫画ランキング11位.オールラウンダー廻

オールラウンダー廻(1) (イブニングコミックス)

〔オールラウンダー廻〕は、格闘漫画では珍しくシュートボクシング、つまり総合格闘技を題材にした漫画である。

また、〔オールラウンダー廻〕は絵柄もストーリーもリアルな路線を貫いていて、刃牙や高校鉄拳伝タフのように、とんでもない技が出てくることはなく、主人公の境遇やそのほかのキャラクターたちがもつドラマも現実的だ。

ドキドキやわくわくというよりも、共感の感情が多くなりそうな格闘漫画である。すこし重いシーンもあるので読んでいて疲れたりするけど、リアリティがあって個人的にはとても好きな漫画。

  • 巻数:全19巻
  • ジャンル:総合格闘技
  • 読み味:日常系の格闘技って感じ

オールラウンダー廻 コミック 1-19巻セット (イブニングKC)

おすすめ格闘漫画ランキング10位.高校鉄拳伝タフ

高校鉄拳伝タフ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

〔高校鉄拳伝タフ〕は、まず絵が上手い! 画力の地力がほかの格闘漫画とは違うので、それだけでも面白く感じる。

また、技の多彩なところも魅力的だ。主人公は古武術である灘神影流活殺術(なだしんかげりゅう かっさつじゅつ)第15代目継承者であり、さまざまな必殺技を身に着けている。

それらから、現実感はないんだけど理屈は間違っていない感じがして、そのリアリティが読者をわくわくさせてくれるのだ。かめはめ波はどうあがいてもできないけど、地雷殺くらいなら出来そうな感じがする、その出来そうな感じが格闘漫画における重要な要素なのだろう。

  • 巻数:全42巻
  • ジャンル:ほぼなんでもあり
  • 読み味:ジョジョとかに近い印象

高校鉄拳伝タフ コミック 全42巻完結(ヤングジャンプコミックス) [マーケットプレイス コミックセット] [コミック]

おすすめ格闘漫画ランキング9位.ケンガンアシュラ

ケンガンアシュラ(1) (裏少年サンデーコミックス)

〔ケンガンアシュラ〕は、サンデーのWEBアプリ「マンガワン」で連載されている格闘漫画で、最近になってかなり人気を集めている作品だ。

とにかくシンプルな漫画で、戦うためにストーリーが後付けされているような。〔グラップラー刃牙〕を彷彿とさせる。正直、ドラマ性はすこし薄いような気がするものの、画力と技の格好良さは荒削りながら魅力たっぷりで、それらのおかげでキャラ立ちも良い。

友人との会話で「ねえ、お前はどのキャラが好き?」という質問が出そうな感じだ。それだけ、各キャラクターに魅力が在る。

中二病みたいな部分を刺激してくるので、あえてそれを感じたい人はぜひおすすめの格闘漫画。

  • 巻数:既刊25巻 連載中
  • ジャンル:なんでもあり
  • 読み味:熱くさせてくれる

ケンガンアシュラ コミック 1-24巻セット

おすすめ格闘漫画ランキング8位.範馬刃牙

範馬刃牙(1) (少年チャンピオン・コミックス)

〔範馬刃牙〕では、ついに、ついに刃牙と勇次郎が戦うことになる。刃牙シリーズの最終作といっても間違いではないだろう。

また、ピクルという強敵も登場する。あの勇次郎が力負けをしたところでは、誰もが「ピクルやべえ!」と思ったはずだ。面白くも波乱だらけのシリーズなので、シリーズを読んでいる人間なら気持ちを揺さぶられまくるだろう。

烈海王が死んでしまったり、ジャックハンマがピクルに負けてしまったり、「お気に入りのキャラクターをいじめないで!」と嘆くこともあるのではないだろうか。

個人的にだけど、ジャックハンマは勇次郎以外に負けてほしくなかったから、ピクルに負けた時は複雑な気持ちになった。まあ、次のシリーズ〔刃牙道〕でピクルが武蔵に負けたときも複雑な気持ちになったんだけど。

  • 巻数:全37巻
  • ジャンル:なんでもあり
  • 読み味:ファンならテンションあがる

範馬刃牙 コミック 全37巻 完結セット (少年チャンピオン・コミックス)

おすすめ格闘漫画ランキング7位.空手小公子 小日向海流

空手小公子 小日向海流(50) (ヤングマガジンコミックス)

〔空手小公子 小日向海流〕は、今回紹介した格闘漫画の中でも随一の画力を誇る。なんというか、筋肉の描き方が上手い。〔高校鉄拳伝タフ〕もすさまじい画力なんだけど、こち亀みたいな画風ですこし古臭い。

〔空手小公子 小日向海流〕は、線もきれいで美少年を描くのが上手なので、それのほうが好みという人にはめちゃくちゃ読みやすい格闘漫画である。私は2つのあいだくらいが好きだ。

また、ストーリーもドラマがあって面白いし、青春漫画っぽくライバルなども登場するので、読みやすいし読み応えがある。絵にもストーリーにも癖がないので、お手本のような格闘漫画といえるかもしれない。

  • 巻数:全50巻
  • ジャンル:大学空手
  • 読み味:読み応えあり

空手小公子 小日向海流 コミック 全50巻完結セット (ヤンマガKCスペシャル)

おすすめ格闘漫画ランキング6位.軍鶏

極厚版『軍鶏』 巻之壱 (1?3巻相当) (イブニングコミックス)

〔軍鶏〕は、それぞれのキャラクターがもつドラマの重さが半端ではない。残酷で虚しいストーリーは気軽に読めるものではなく、読んだ後はひどく鬱屈した気分になる。

でも、格闘漫画においてはこのドラマ性が重要だ。読者の心にここまで傷跡を残せる作品はそうそう出会えないだろう。繰り返し読むのは少しきついけど、格闘漫画が好きなら一度は読んでおきたい。

  • 巻数:全34巻
  • ジャンル:空手ベースのなんでもあり
  • 読み味:めちゃくちゃ重い

軍鶏 コミック 全34巻完結セット (イブニングKC)

おすすめ格闘漫画ランキング5位.ホーリーランド

ホーリーランド 1 (ジェッツコミックス)

〔ホーリーランド〕は、超名作だ。全18巻と連載期間は長くないが、内容はぎゅっと詰まっている。

いじめから引きこもりになってしまい、生きる意味を見失っていた主人公は、たまたま見つけたボクシングの参考書から「ワンツー」を知り、家でそれを繰り返す。

1日5000回以上という狂気じみた回数をこなし続け、気が付けば右ストレートという大砲を身に着けていた。

〔ホーリーランド〕では、街=居場所が重要視される。主人公は、力によって居場所を見つけ、その拳を神と崇めた。ストリートファイトによって結びつく絆、友と呼べる人間のありがたみ、逃げたくなるような現実と戦う勇気。

〔ホーリーランド〕は、単なる格闘漫画ではない。高いレベルで主人公に感情移入させられ、読んだ後は自然と前を向く勇気がもてる。格闘漫画としてだけでなく、漫画としておすすめしたい作品だ。

  • 巻数:全18巻
  • ジャンル:ストリートファイト
  • 読み味:勇気をくれる

ホーリーランド 全18巻 完結セット(ジェッツコミックス)

おすすめ格闘漫画ランキング4位.バキ

バキ(25) (少年チャンピオン・コミックス)

〔バキ〕は、刃牙シリーズの第2部に当たる作品で、第1部のトーナメントで活躍したジャックハンマや烈海王などがレギュラー張りに登場する。

〔バキ〕の好きなポイントは、少年漫画的にわくわくする展開が多いことだ。スペックやシコルスキーなど魅力的な新キャラが参戦してきた死刑囚編や、勇次郎vs郭海皇という名バトルを残した中国大擂台賽編など、普通に面白い章がたくさんあった。

むしろ、全編を通して面白さが持続していたといえるだろう。絵柄も一番バランスの良い時代で、一週回ってしまうようなギャグ要素も少なかった。

刃牙シリーズ第1部〔グラップラー刃牙〕の余韻が強く残っているので、〔グラップラー刃牙〕を楽しめる人は〔刃牙〕もだいたい楽しめる。

〔範馬刃牙〕も似たような感じだけど、思想的なものが強く表れてくるので〔バキ〕ほど分かりやすい面白さではないかなというのが私の考えだ。

まあ、どんな漫画も時が経つにつれて主人公が成長し、主人公の抱く思想も成熟してくる。成熟した思想とは面白さよりも感動のほうが大きいので、分かりにくくなってしまうのは当然のことだろう。

  • 巻数:全31巻
  • ジャンル:なんでもあり
  • 読み味:死刑囚とかわくわくする

バキ―New grappler Baki 全31巻完結セット (少年チャンピオンコミックス)

おすすめ格闘漫画ランキング3位.グラップラー刃牙

グラップラー刃牙 コミック 全42巻完結セット (少年チャンピオン・コミックス)

最強の格闘漫画である刃牙シリーズは、〔グラップラー刃牙〕から始まった。範馬勇次郎、花山薫、愚地独歩、烈海王、ジャックハンマ、渋川剛気、愚地克己。

今でも語り継がれる数多くの名キャラクターは、この〔グラップラー刃牙〕から登場している。とにもかくにも、最大トーナメントが面白過ぎた。男の子は本能的に、男を2人並べて『さあ、どっちが強いんだ!?』っていうのが好きなのだと思う。

でなければ、こんなシンプルなトーナメントが面白いはずがない。ただ、しっかりと面白い格闘漫画の条件はクリアしていて、各キャラクターには共感できるようなドラマがあるし、筋肉の描き方や格闘の描写はリアルかつ躍動感があって見やすい。

また、剛体術や紐切りなど、印象的な技も豊富に登場するので、面白い理由は数え切れないほど散りばめられている。格闘漫画の金字塔として、格闘漫画に興味のない人まで認知されている〔グラップラー刃牙〕。

このページにアクセスした人でまだ読んだことがない人がいるなら、今すぐ全巻買ったほうがいい。絶対に後悔しないはずだ。

  • 巻数:全42巻
  • ジャンル:なんでもあり
  • 読み味:熱くて面白い

グラップラー刃牙 コミック 全42巻完結セット (少年チャンピオン・コミックス)

おすすめ格闘漫画ランキング2位.拳奴死闘伝セスタス

拳奴死闘伝セスタス 1 (ジェッツコミックス)

第2位は、〔拳奴死闘伝セスタス〕だ。現在も連載中の格闘漫画で、セスタスシリーズの中では第2部にあたる。

第1部である〔拳闘暗黒伝セスタス〕は全15巻であり、〔拳奴死闘伝セスタス〕は今のところ8巻まで刊行されているのだが、とにかく連載ペースが遅い。年に1巻しか出ないので、ファンとしては待つのが非常に辛いのだ。

それでも、〔拳奴死闘伝セスタス〕が2位に入る理由とはなにか? それは、先述した格闘漫画の面白い条件を、高い水準ですべて満たしてくれているからなのだ。

まず、絵について。今回紹介した格闘漫画の中でも、一番格闘シーンが上手い。肉体について、関節の動きや筋肉の付き方などは写実性を持たせながらも、体全体から感じられる躍動感はまさに漫画! 

これほどまでに調和した見やすい絵は、ほかの漫画を見渡してもなかなか見当たらない。そして、セスタスではローマが舞台となって物語が繰り広げられるのだけど、格闘以外での人間模様も実に繊細に描かれている。作者は綿密な取材のもと、史実に基づいて物語を展開しているらしく、決して格闘だけの漫画ではない。

また、〔拳奴死闘伝セスタス〕ではトーナメント戦が現在も行われているのだけど、出場選手の特徴も格闘漫画好きを刺激するものばかりだ。一撃必殺の攻撃力をもった選手や、圧倒的なスピードで相手を置き去りにする天才など、わくわくせざるをえないようなキャラクターがいっぱいでてくる。

格闘漫画の面白い条件を悉く満たした漫画、それが〔拳奴死闘伝セスタス〕だ。

  • 巻数:既刊8巻 連載中
  • ジャンル:拳闘
  • 読み味:熱い気持ちになる

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おすすめ格闘漫画ランキング1位.拳闘暗黒伝セスタス

拳闘暗黒伝セスタス 1 (ジェッツコミックス)

セスタスシリーズの面白さについては、先ほどだいたい話させてもらったので、それにプラスして〔拳闘暗黒伝セスタス〕の魅力というものを伝えていきたいと思う。

〔拳闘暗黒伝セスタス〕の魅力は、もちろんキャラクターのドラマ性や格好良い技の数々など、挙げればきりがないのだけど、それら以上に際立っておすすめしたくなるのが、ザファル先生というキャラクターの指導のすばらしさだ。

ザファル先生は、主人公セスタスの師匠にあたる人物で、かつては最強の拳奴だったものの、とある戦いで名誉の負傷を負い、今は引退してしまったという経歴を持っている。

セスタスは奴隷の身分を開放するために拳を握り、自由を掴むまでは一度も負けられないという戦いを繰り返す。なぜなら、一度でも負けてしまえば、奴隷は殺されてしまうからだ。

ザファル先生は、セスタスを殺させないように、丹念に厳しく指導を重ね、ときには格闘のみならず人生の教訓のようなものも教えてくれる。その教えが、実に熱く、心を奮わせてくれるものなのだ。

この教えについては、ぜひ読んで知ってほしいと思う。その言葉だけを知っても大して響かないと思うので、しっかりとストーリーを理解し、感情移入させてから読むのがおすすめだ。

私にとって、〔拳闘暗黒伝セスタス〕以上の格闘漫画は今後も存在しないだろう。ザファル先生の教えは強い勇気をくれた。皆にも是非読んでほしい。

  • 巻数:全15巻
  • ジャンル:拳闘
  • 読み味:超熱い気持ちになる

拳闘暗黒伝セスタス コミック 全15巻完結セット (ジェッツコミックス)

 

以上、おすすめの面白い格闘漫画ランキングでした

どうだっただろうか。以上が私がおすすめしたい格闘漫画ランキングだ。このランキングは随時更新していきたいと思う。

新しく面白い格闘漫画を見つけたら更新するつもりだ。格闘漫画は男のロマンである。強さを求めるのは雄としての必然。格好良いキャラクターたちからそれを学ぼう。

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