オーシャンズ8を公開初日に観てきたので感想を述べる【レビュー】
オーシャンズ8とは
オーシャンズ8とは、全世界で大ヒットを記録した映画「オーシャンズシリーズ」の最新作で、7名の「騙し」のプロフェッショナルである女性たちが、ド派手かつ天才的な犯罪を華麗に披露するクライム映画だ。
なんといっても見所というか目がいってしまうのは、今作のメンバーが〔全員女性〕であること!
これまでのオーシャンズシリーズは主要メンバーは全員が男性で、それはもう豪華なキャストだった。
オーシャンズシリーズの魅力といえば、脚本やストーリー、誰もがあっと驚く演出にあると思うけど、最大の魅力はその豪華なキャスト。
ジョージクルーニーやブラットピット、マットデイモンにケイシーアフレックといった世界を代表する豪華俳優陣が演じていたのだ。
それはもうそれだけで楽しくなっちゃうのも仕方ない。
オーシャンズ8はメインキャストが全員女性
それがなんと今回はメンバー総入れ替えの全員女性!
こうやって驚かされている時点でオーシャンズ8の思うつぼなのかもしれない。
しかも、キャストが超豪華という魅力はまったく損なわれいまま、このような奇策に出ているのがすごい!
オーシャンズ8の主要キャストは以下の女優たち。知らない人なんてまずいない超豪華なキャストたちだ。
一応、彼女たちの代表作も載せておくので、気になった人は観てみるといい。
サンドラブロック
幸せの隠れ場所(めっちゃ泣いた)
ケイトブランシェット
キャロル(美しいすぎ)
アンハサウェイ
プラダを着た悪魔(女性必見の映画)
リアーナ
歌手だよね
ミンディカリング
シュガーラッシュの声優(コメディエンヌらしい)
サラポールソン
キャロル(名脇役の印象強い)
オークワフィナ
分からない!!
ヘレナボナムカーター
ハリポタ(アバダケダブラ!)
ケイトブランシェットが出ているだけでも私的には満足なんだけど、さらにアンハサウェイまで……そこにサンドラブロックときたもんだから、流石はオーシャンズシリーズである。
オーシャンズ8の公式HPのケイトブランシェットがクールすぎるのでぜひ観てほしい。
ヘレナボナムカーターの出演を喜ぶ人も多いんじゃないかな。
ハリポタでシリウスをやっつけた狂気の魔女を見事に演じている。
52歳とは思えない肌のつやとはりなんだよね。個人的にはハリポタの印象が強すぎて苦手。
オーシャンズ8のストーリーとかあらすじ
簡単に言うと、ダニー・オーシャン(前作のジョージクルーニー)の妹であるデビー・オーシャン(サンドラブロック)が5年の刑期を終えて出所し、凄腕の仲間を集めて、アンハサウェイ演じる超セレブなハリウッド女優〔ダフネ・クルーガー〕から、1億5000万ドルの宝石を盗むっていう話。
まあいつものオーシャンズシリーズの感じだと思う。
凄腕なのに冴えないメンバーと、司令塔として天才的な能力を発揮するオーシャンがかけ合わさって、無謀にも思える挑戦を成し遂げてしまうっていういつものやつ。
オーシャンズ8の感想とレビュー!
前置きがとんでもなく長くなってしまったのだけど、いよいよ本題である「オーシャンズ8」の感想を述べていきたいと思う。
ネタばれをしないように、興奮したことだけをうまいこと伝えていきたいと思うので、「物語の核心が知りたい」とか「オーシャンズ8の考察が読みたい」という人は読まないほうがいい。
ただ、若干物語に触れるような形になるので、観る前に一切情報を仕入れたくないという人も読まないほうがいいと思う。
息をするように犯罪を犯す
もう冒頭からデビーの手癖の悪さがスゴイ。
呼吸をするかの如く犯罪を犯していく。
このテンポの良さがオーシャンズシリーズの良いところだ。
しょっぱなから気分を上がった。
ハッカー役を演じたリアーナがヤバい
リアーナは歌手だから、演技のほうはどうなんだろうなーと思っていたんだけど、めちゃくちゃ役に合ってた。
しかも、リアーナのもつ気品や雰囲気がそのままだったから、「こんなに役に飲まれないのスゲーなー」と思った。
一瞬写るドレス姿が本当にきれいでセクシー。
パンクなケイトブランシェット
ケイトブランシェットは、デビーの右腕的なポジションを演じていてデビーとも対等に接するんだけど、スタンスや格好がパンクでめちゃくちゃ格好良い。
ちょい目にかかる感じのショートヘアとか、パンツの着こなし方とかがどれも格好良くて、それだけで結構満足度高め。
前作の「イエン」が地味に活躍する
詳しくはネタバレになるので言えないんだけど、過去のオーシャンズシリーズで活躍していた中国人軽業師「イエン」が登場する。
本当、そんな長い時間は出ていないんだけど、地味に大活躍するので、過去のオーシャンズシリーズを知っている人は「イエンキターッ!」ってなると思う。
アンハサウェイはドレスよりカジュアル
アンハサウェイが登場するということで興奮している人も多いと思うんだけど、個人的にドレス姿があんまり好きじゃない。
ドレスよりもカジュアルな姿で登場したシーンのほうが個人的には「アンハサウェイやっぱり綺麗だわ……」ってなった。
正直、スリルは圧縮されてる
オーシャンズシリーズはスリリングな展開が魅力のひとつだと思うんだけど、オーシャンズ8はスリルがちょっと圧縮されているように感じた。
割とスムーズに物語が流れるし、ひやひやするような場面はちょっと少なめ。
ただ、スカッとさせてくれるところはスカッとさせてくれるので、そこは期待していいと思う。
プロすぎる?
手際の良さとか一人一人の能力の高さが際立っているせいか、やることなすことプロすぎて犯罪者たちのドキュメンタリーを観ているような気分になる。
テンポよく話は進むし障害も難なく乗り越えるし仲間割れもほとんどしないので、もう少し雑多な感じがあってもよかったなーとは思った。
でも、これはこれでスカッとするし観ていて気持ちいいので、魅力の一つだと思う。
モブキャラにシャラポワ!?
今回の話では、セレブの集まる催しが開催されるんだけど、そのセレブたちのキャストに本物のセレブが登場してる。
シャラポワやゼインなどに加えて、なんとアナ・ウィンターも登場した。
アナ・ウィンターとは、「プラダを着た悪魔」に登場する鬼編集長のモデルとなったと言われている人物でとにかくすごい人らしい。
「プラダを着た悪魔」を絡めてくるなんて、流石サプライズ大好きのオーシャンズシリーズである。
オーシャンズ8のまとめ
多分、過去のオーシャンズシリーズと比較してしまって好みが分かれる映画ではあると思うけど、誰が観ても面白いと思うし、過去作に比べて話が分かりやすい。
全員女性というコンセプトについては、特に思うことはなかったし何が違うとかということも分からなかった。
確かに、女性のみで主要キャストを構成して物語に男性を良い役で絡めないのは当てつけのように感じ取れるかもしれないけど、映画を普通に楽しむなら別に気にならないしいい意味でどうでもいい。
単純にクライム映画として面白い、それだけで十分だと思う。
これから観る人は、「イエン」の存在だけでも知っておくとより楽しめるんじゃないかな!!
オーシャンズシリーズでブラピがかけていたサングラスが格好良いので調べてみたら〔オリバーピープルズ〕とかいうブランドだった。欲しい。