僕はたまに、全てを捨て去って森に逃げ込みたくなる瞬間がある。 なぜ森なのかは自分でも分からないが、おそらく人のいないところに行きたいのだと思う。 だから、海でもいいし山でもいいのかもしれない。 でも、まず初めに浮かぶのは森だ。 木々の隙間から…
かなり前のことだが、僕は25歳の誕生日を迎えた。 四半世紀を生きることができたというわけだ。 ただ、誕生日を迎えたからといって何かが変わるわけではない。 年齢という記号が24から25に変化するだけで、記号の中身である私は何も変わっちゃいない。 25歳…
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