【T-pablow登場】今回のRECは初代モンスター対2代目モンスター‼(フリースタイルダンジョン:6月12日放送)
2018年6月12日フリースタイルダンジョン【前回の振り返り】
前回の放送では、MCニガリa.k.a赤い稲妻が輪入道を突破し、般若まで到達。ニガリは般若への強い憧れがあるとも語っていたが、バトルではバチバチに般若をディスり、クリティカルヒットで般若に勝利した。100万円をゲットし、晋平太とLick-Gに引き続いて3人目のフリースタイルダンジョン制覇を成し遂げた。
3REC連続で般若までの到達を許した結果となり、 2代目モンスターたちも混乱状態にある様子。現在の状況について、以下のようにコメントを残している。
呂布カルマ「負けると思っていなかったんで」
輪入道「難しいことを改めて実感しました」
FORK「受け止めるのに少し時間がかかりそうです」
初代以上に難攻不落と言われていた2代目モンスターたちがここまで憔悴してしまうのだから、フリースタイルダンジョンの過酷さが伺える。
今回のRECでは初代モンスターが襲来【辛辣なコメント】
そんな2代目モンスターに喝を入れるために、今回のRECでは初代モンスターが襲来。テレビで彼らを観るのは久しぶりだ。2代目モンスターへ向けて、辛辣なコメントを放った。
漢「まあ、ふざけんなこの野郎って感じ」
サ上「初代の絆の深さを見せたい」
チコ「がっつり熱い気持ちをぶち込みに来た」
R「観ていて悔しい気持ちが多かった」
T「何故俺たちが初代モンスターなのか分からせます」
D「最高の説教タイムにします」
確かに、初代モンスターは個の力は勿論だが2代目モンスターに比べるとチームとしての強さを感じていた。晋平太ただ一人しか制覇させなかったのは、その絆の深さにあるかもしれない。
2代目モンスターも、そのように言われて黙ってはいられない。下記のようにコメント。
呂布カルマ「そのまま伝説でおわっときゃ良かったのに」
FORK「辞めたやつに説教される覚えはない」
裂固「どうも…裂固です//」
裂固は初代モンスターへのリスペクトが強いのか、パフォーマンスしきれていなかった。裂固が愛される理由はこういった素直なところなのかもしれない。
【特別ルール】初代モンスターが1人ずつ挑戦
今回のRECでは特別に下記のようなルールが設けられた。バトルのルールも少し違っている。名誉のための戦い、プライドを懸けた戦いとでもいうのだろうか。
- 初代モンスターが1人ずつダンジョンへ挑戦
- 賞金はなし
- 般若は登場せず、4thバトルまで勝ち抜いたら終了
- 先攻と後攻はじゃんけんで決まる
- 前のRoundで先攻だった方が先攻か後攻を選べる
本来のフリースタイルダンジョンはチャレンジャーに先攻後攻の選択権が与えられていたが、今回の特別ルールでははじゃんけんで先攻後攻が決まる。完全に対等な立場でバトルするということだ。
1人目の挑戦者はBADHOPの【T-pablow】迎え撃つは【崇勲】
初代モンスター1人目の挑戦者は、BADHOP(バッドホップ)からT-Pablow(ティーパブロ)が登場。最年少の切込み隊長として、2代目モンスターに挑む。挑戦前のコメントでは、久しぶりのバトルについてこう語っている。
T-Pablow「バトルは久しぶりだけど、その分音源制作が捗っている。フリースタイルダンジョンのおかげか、レコーディングをフリースタイルでできるようになって、フリースタイルの質が上がったと思う。
確かに、BADHOPの楽曲はメロディアスなものが多いので、がちがちに固めてから曲作りしていないのかなと思っていた。
また、2代目モンスターについてもこう語っている。
T-Pablow「2代目モンスターには格好良いラップをする人がいないと思う」
確かに、T-PablowのようなUSの乗り方を取り入れつつ旬で格好良いラップをする人がいない。どちらかというと、渋くて格好良いラップをするタイプのラッパーが多い。私としても、T-Pablowみたいなバトルが観たいな~と思うことがあった。
迎え撃つ2代目モンスターは、崇勲。2人は2年前にフリースタイルダンジョンで初対決しており、そのときは崇勲がクリティカルヒットで勝利している。
しかし、バトル前のコメントではかなり弱気な様子で、フリースタイルダンジョンのプレッシャーで憔悴しきっているみたいだった。T-Pablowに対しては、
崇勲「楽曲も格好良いと思うし、フリースタイルダンジョンを終えてからブレイクしているラッパー。そこは認めている。粗探しをしなくても勝つ」
とコメント。やはり責任感の強い人である。
【1Round】T-pablow vs 崇勲
1Round、先攻はT-Pablowで後攻が崇勲で開始。T-Pablowは開始早々、
T-Pablow「崇勲じゃなくて出せよ裂固」
T-Pablow「まずは実行、プランA 勝利の美酒はキューバ産の葉巻にブランデー」
ときついディスを吐く。また、挑戦前のコメント通り、と格好良いラップを披露した。
対する崇勲は、
崇勲「つまんねえなんて言われ飽きてる、お前よりは面白い思考はこっちのほうだ」
といつも通りの面白い返し。T-Pablowのほうがイケてるラップをしてる気がしたが、1Roundは3対2で崇勲に軍配が上がった。
【2Round】T-pablow vs 崇勲
2RoundもT-Pablowが先攻を選択。トラップ寄りの乗せ方で、音源レベルの格好良いラップを披露。また、ライムもお洒落でカリスマ性があり、観客を大いに沸かせた。
T-Pablow「俺様、頭はT またもや朝帰り しかも女たらし 俺なら吐き出すSHIT」
崇勲もT-Pablowの乗せ方に乗っかり、似たようなフロウで応戦。面白いライミングもしっかりと入れてきた。
崇勲「俺なら適当にSHIT 初代モンスターしっし」
しかし、2バース目でT-Pablowが魅せる。
T-Pablow「俺なら即死?ラップのスキルは黒人 今からする告知 来年に武道館とか立っちゃうBADHOP Gangbaby」
とフロウを変えながらメリハリのついたラップに、即死・黒人・告知という鮮やかなライミングを乗せ、会場を一気にもっていった。
崇勲も2バース目で盛り返したが、今一歩及ばずといったところ。審査員の判定は5対0でT-Pablowのクリティカルヒット勝利。2年前の雪辱をT-Pablowがはらす形となった。
【結果】T-pablowの2Roundクリティカルヒット勝ち!次回は因縁の裂固と!
結果としては、1stバトル崇勲戦はT-Pablowの2Roundクリティカル勝利となった。しかし、T-Pablowも崇勲も結果には固執していない様子。
特にT-Pablowはチャレンジャーとしてダンジョンを純粋に楽しんでいるみたいだった。崇勲も、まあ仕方ないかといった感じで、必要以上に落ち込んでいるわけではなさそう。初代モンスターに負けるのはある程度納得がいくのかもしれない。
次回は、2ndバトルに裂固が登場。T-Pablowにとって裂固は、高校生ラップ選手権出場者同士だったりフリースタイルダンジョンモンスターの最年少の襷を受け渡した相手だったりと、少なからず思うところのある相手だ。
次回のRECも目が離せない。
BADHOPやT-Pablowについての記事はこちら
japaneserap21mcurontya.hatenadiary.jp
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