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フリースタイルダンジョン|Hardy(ハーディー)と裂固が対決!

フリースタイルダンジョン10月2日 Hardyと裂固が対戦!

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前回までのフリースタイルダンジョンをおさらい

フリースタイルダンジョン10月2日放送分の感想記事。前回のフリースタイルダンジョンまでは、新たな企画『BATTLEOFCHAMPION(バトルオブチャンピオン)』が開催されていた。

全国各地で開かれているあらゆるMCバトルの大会で、優勝経験のあるMCのみが集められたこの企画。ふぁんくや雄猿などの多くの猛者がフリースタイルダンジョンに訪れ、数々の名バトルを披露してくれた。特に、ふぁんくと崇勲のバトルは久しぶりに強い崇勲が登場し、嬉しかったファンも多いのではないだろうか。

神回ともいわれるSIMON JAPと般若のバトル

そんなメンツの中でも際立った活躍を残したのが、SIMON JAP(サイモンジャップ)である。東京で一番メンチが怖いMCとして名が知られており、40歳を目前にしてMCバトル最前線を突っ走る古豪だ。

前回と前々回の放送では、持ち味であるリアルかつ韻の固いライミングを武器に、FORK・ACE・崇勲・輪入道と各モンスターを撃破! 般若への挑戦権を掴んだ。そして挑んだ般若戦。ラスボスである般若を相手に一歩も引かず、敗れはしたものの後世に残るような名バトルを繰り広げた。

SIMON JAPと般若のバトルは下記の記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてほしい▼

www.mcotemae21rap.com

Hardyが登場し裂固と対戦!フリースタイルダンジョン

第14回高校生ラップ選手権王者〔Hardy〕

今回のフリースタイルダンジョンでは、第14回高校生ラップ選手権の王者〔Hardy(ハーディー)〕が登場! 高校生ながら大人のMCに一歩も引かぬ実力を持つ若手MCである。

ずいぶんと前から名前が知られているので、個人的にはまだ18歳だったんだという感覚だ。第14回高校生ラップ選手権を優勝したので、今後さらに勢いづいていくことが予想されるだろう。

第14回高校生ラップ選手権についてはこちらでも紹介しているのでぜひ▼

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第9回高校生ラップ選手権王者〔裂固〕

そんな勢いにのるHardyを迎え撃つのは、同じく高校生ラップ選手権王者〔裂固〕である。2代目モンスターの中でも一番フレッシュなMCであり、Hardyとも年が近い。

高校生ラップ選手権の王者同士のバトルは毎回見応えのあるものになるので(T-Pablowと裂固戦のように)、今回のHardyと裂固のバトルも相当やばい試合になりそうだ。

特に、裂固は同世代を相手にするとめちゃくちゃ強いので、どんな風にHardyを迎え撃つのか楽しみである。

1R|Hardyのフロウが冴える

先攻から熱いバイブスでかましていく裂固。安定のライミングでHardyを攻め立てる。最近草ネタでバースを蹴ることが多いHardyに対して「お前の吸うネタより俺のライムのほうがハイブランド」とディスも入れ込んだ。

対するHardyはアンサーも交えながら心地良く乗せていく。あまり内容のある感じではないがフロウがよかった。2バース目で裂固はHardyのことを「第14回も〇ばっかり、クソガキ加減が増したね」とどぎついディス。クソガキというワードを何度も重ねるので、なかなか強烈である。

しかしこれに対しHardyはもう一度フロウで魅せる。細かいアンサーも盛り込みつつ滑らかにビートを乗りこなした。ライムは裂固、内容とフロウでHardyといった感じで、1Rは4:1でHardy。

2R|裂固、余裕を残したまま

またも先攻からかます裂固。先ほどラウンドを取られたにもかかわらず焦る様子はなくて、2バース目まで「お前のフロウはただの遊び」「懺悔なんてないね、俺関係ないって、お前のギャグラップまるで宴会芸」など余裕を残したままHardyを攻め立てた。

裂固の持ち味である細かいライミングも冴えわたっていて、Hardyもフロウや内容は良い感じだったのだけど印象に残るラインが少なかったので、2Rは4:1で裂固がゲット。勝負は3Rに持ち越された。

3R|内容面で裂固が圧倒

「涙ぐましい、ガキ丸出し」という年下にしか使えない痛烈なライミングで攻める裂固。3Rまできてもその余裕は崩れないままだった。

対するHardy。依然としてフロウで魅せつつ、裂固のディスをアンサーしていく。ただ、裂固の3Rは対話力も強かった。Hardyの展開するラインに中身がないように見えてしまい、Hardyが後攻ではあったものの内容とライミングで裂固が圧倒。

最後の最後に5:0のクリティカルヒットで裂固が勝利した。

HIBIKI(ヒビキ)を輪入道が迎撃|フリースタイルダンジョン

第3回高校生ラップ選手権準優勝〔HIBIKI〕

次のチャレンジャーには、岡山の若手注目株〔HIBIKI〕が登場。前回のフリースタイルダンジョンに登場した際は高いラップスキルで裂固を破るものの、呂布カルマに負けてしまった。今回、どこまで勝ち上がれるか。

輪入道が迎撃

そんな雪辱に燃えるHIBIKIを迎え撃ったのは、輪入道だった。千葉の妖怪は岡山の若手をどのように相手取るのか。

1R|輪入道のアンサー力が半端ねえ

HIBIKIは先攻を選択し、前回と同様に高いラップスキルで輪入道を攻める。ただ、ラップスキルは高いものの輪入道に対するディスや対話が少なかった。輪入道はしっかりと対話を忘れずにバースを蹴るが、HIBIKIは2バース目もディスほぼ無し。

スキルは高かったけれどMCバトルで対話がないのはやはり痛い。5:0のクリティカルヒットで輪入道が勝利した。個人的にも、正当なジャッジかなと思う。 

▼輪入道のアルバム〔左回りの時計〕

左回りの時計

左回りの時計