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【日本語ラップおすすめ30選】名曲から最新まで幅広くまとめ

おすすめの日本語ラップ曲30選

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当ブログの管理人である烏龍茶が、おすすめの日本語ラップを30曲紹介する。最近になって頭角を表してきた若手ラッパーの最新曲や、コンスタントに評価されて続けている中堅・レジェンドラッパーの名曲など、さまざまな曲をピックアップしたので、日本語ラップが好きな人はぜひ読んでみてほしい。

1.Invisible lights feat.Kvi baba & ZORN / DJ TATSUKI

Invisible Lights (feat. Kvi Baba & ZORN)

Invisible Lights (feat. Kvi Baba & ZORN)

 

最近、とてもハマっている曲。メロウでダウナーな感じが心地いい。Kvi Babaはまだ10代らしく、完成度の高さが末恐ろしいと思った。ZORNは相変わらずの格好良さ。

Kvi Baba(クヴィババ)のおすすめ曲5選!大阪の若き天才ラッパー - MC烏龍茶の随筆

 2.マジでハイ / 梅田サイファー

マジでハイ [Explicit]

マジでハイ [Explicit]

  • アーティスト: peko,ふぁんく, KOPERU, KBD, KennyDoes & R-指定 KZ
  • 出版社/メーカー: DFBR
  • 発売日: 2019/01/23
  • メディア: MP3 ダウンロード
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こちらも最近ハマっている曲。R-指定がレペゼンしていることでも有名な、梅田サイファーから発表されている一曲だ。それぞれのMCのライミング技術が半端ではなく、日本語ラップの根底にある「韻を踏む」という思想を限りなく鋭利にした感じ。今後、クラシックとして語り継がれることになると思う。

3.山手線 / NORIKIYO

山手線

山手線

  • NORIKIYO
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

こちらも最近になって発表された曲。アルバム「馬鹿と鋏と」に収録されている。曲名の通り、山手線をテーマにした曲だ。ノスタルジーを感じさせる一曲で、聴いているとセンチメンタルな気分になってくる。実際に山手線に乗りながら聴くとさらにエモい気分になれる。

4.all green feat.唾奇 / DJ RYOW

all green feat. 唾奇

all green feat. 唾奇

  • DJ RYOW
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

沖縄レペゼンのラッパー唾奇から、「all green」を抜粋。DJ RYOWへの客演曲だ。曲の中にはどことなく明るい雰囲気が流れているが、リリックには哀しみを連想させる表現がたくさんあって、軽快なんだけどどこか切ない、そんな一曲である。唾奇の中ではTOP3に入るくらい好きな曲。

5.SPECIAL FORCE / NITRO MICROPHONE UNDERGROUND

SPECIAL FORCE

SPECIAL FORCE

  • NITRO MICROPHONE UNDERGROUND
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

今からおよそ20年前、1998年結成した今では伝説扱いされているクルーNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDからは、「SPECIAL FORCE」をセレクト。「SPECIAL FORCE」はとにかくカッコいい! NITROの中で一番好きな曲だ。ナイキとのコラボ曲らしく、曲名からも連想できる通り、エアフォースワンをモチーフとしている。マジで頭の振れるヒップホップだ。

6.ON AND ON / OZROSAURUS

ON AND ON

ON AND ON

  • アーティスト: OZROSAURUS,B-YAS,F.U.T.O.,秋田犬どぶ六,MACCHO,SUBZERO,ROMERO SP
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2004/03/03
  • メディア: CD
  • クリック: 3回
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「ON AND ON」はOZROSAURUS(オジロザウルス)の中でも爽やかな一曲だ。季節の移り変わりを感じさせるリリックで、聴いていると自然と明るい気持ちになってくる。MACCHOの力強い声は相変わらず。

7.タイムマシーンにのって / PUNPEE

タイムマシーンにのって [Explicit]

タイムマシーンにのって [Explicit]

 

PUNPEE(パンピー)の「タイムマシーンにのって」は、PUNPEEの1stアルバム「MODERN TIMES」に収録されている。PUNPEEらしいメロウなノリの曲で、チルするにはピッタリだ。リリックもこの曲の魅力的なポイントのひとつなので、ぜひ歌詞に注目しながら聴いて欲しい。

8.最ッ低のMC / 般若

最ッ低のMC

最ッ低のMC

 

個人的にあまり般若は聴かないのだけど、数曲だけハマっているものがあり、その内の一曲がコレ。MCバトルでは、ビートに選ばれたり、サンプリングされたりと、よく使われる曲で、曲は聴いたことないけどビートや一小節だけ知ってる、という人も多いのではないだろうか。もちろん曲もめちゃくちゃカッコいいので、ぜひ聴いてみて欲しい。

9.HOT COFFEE / 韻シスト

HOT COFFEE (feat. 鎮座DOPENESS, チプルソ, サッコン & BASI)

HOT COFFEE (feat. 鎮座DOPENESS, チプルソ, サッコン & BASI)

 

実力派バトルMCとして名を馳せていた鎮座DOPENESSとチプルソが、韻シストとして曲を作った。曲名の通り、コーヒーブレイクにめちゃくちゃマッチする。朝、コーヒーを作りながら聴くと幸せな気持ちになれるのでおすすめ。

10.Love Or Die Remix / 2WIN

Love Or Die Remix

Love Or Die Remix

 

現在、BAD HOPとして日本のヒップホップシーンを牽引する2人、T-pablowとYZERRがグランドマスター(Zeebraのレーベル)に所属していた時代に2WINとして発表した一曲。この2人にはめずらしい恋愛をテーマにした曲で、硬派で強気な姿勢を崩さないカッコいいラブソングである。日本語ラップを聴き始めた頃にこの曲と出会い、T-pablowに惚れた。

11.禁断の惑星 feat.志人 / TAB001

禁断の惑星 feat. 志人

禁断の惑星 feat. 志人

 

聴いているとだんだん不安になってくる一曲。調和された不協和音のような音を奏でるトラックの不気味さに、皮膚の下から這い迫るような志人のリリックがかみ合わさって、唯一無二の仕上がりとなっている。

12.Hate My Life / RYUZO

Hate My Life

Hate My Life

 

金曜日の夜に聴きたい日本語ラップ曲としては、まず間違いなくナンバーワンの一曲。金曜日の仕事終わりにこの曲を聴きながら歩いていると気分が高揚してくる。

13.雨降りの月曜 / リブロ

胎動

胎動

 

今度は月曜日に聴きたい日本語ラップの紹介だ。しかも雨という条件付き。「雨降りの月曜」はリブロの1stアルバムに収録されており、発売された当時から「やべえラッパーが現れた!」と話題になっていたらしい。威圧的なものが主流だった日本語ラップシーンに、柔らかさと繊細さを持ち込んだ一曲である。

14.Asian Doll / BAD HOP

Asian Doll (feat. T-Pablow, Vingo & Yellow Pato) [Explicit]

Asian Doll (feat. T-Pablow, Vingo & Yellow Pato) [Explicit]

 

BADHOPからは「Asian Doll」をセレクト。ブランド名を並べるという世界でも流行のやり方をメジャーレベルで日本に落とし込んだ一曲。T-Pablowのメロウなフックが癖になる。お金のかかる女性に片思いしてるラッパーにおすすめしたい曲。

15.In My Life / SALU

In My Life

In My Life

 

SALU最大のヒット曲「In My Life」。YouTubeでの動画再生数は540万回を突破している。青を想像させる爽やかなメロディに、思わず走り出したくなるような疾走感のあるリリック。SALUの曲はあまり聴かないんだけど、この曲だけは今でもプレイリストに入ってる。

16.あの頃じゃねえ / 般若

あの頃じゃねえ

あの頃じゃねえ

 

般若のラップ人生における挫折と葛藤をリリックに乗せた重みのある一曲。般若のことはよく知らないし、曲も少ししか聴いたことがない。でも、「あの頃じゃねえ」を聴くと、般若のことがなんとなく分かる。曲に対する姿勢とかラップへの想いとか、般若が伝えたいこと伝わってほしいこと、そういったものがこの曲からは感じられる。

17.FREEZE!!! feat.Sugbabe / RAU DEF

FREEZE!!! feat. Sugbabe

FREEZE!!! feat. Sugbabe

  • RAU DEF
  • ヒップホップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

PUNPEE×RAUDEFというスキルフルな2人の組み合わせ。日曜の昼下がりにチルしながら聴きたい曲だ。リリックから感じられるRAUDEFのイケてる彼氏感が半端ではない。「もしも君が孤独だとしても 俺も同じ気分なんだ 普通でしょ」カッコよすぎる。

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18.Walk This Way feat.AKLO / ZORN

Walk This Way feat. AKLO

Walk This Way feat. AKLO

 

ZORNは私が一番好きなラッパーのひとりだ。「Walk This Way」はAKLOとのfeat曲で、最近発表された曲である。2018年の日本語ラップで一番好きな曲かもしれない。リリックの深さ、ビートに合わせるスキル、MVのカッコよさ、どれを切り取っても完ぺきな曲だ。

19.かんおけ / ZORN

かんおけ

かんおけ

 

「かんおけ」はZORNの死生観が詰まった一曲だ。認知症の祖母が歌詞の中に登場する。祖母を想い、死とは何か? 生きることとは何か? を思い悩むZORN。圧倒的なライミングテクニックでこの難しい問いに答えようとするそのリリックセンスに、食らうこと間違いなし。

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20.ロンリーロンリーロンリー feat.SAY / NORIKIYO

ロンリーロンリーロンリー (feat. SAY)

ロンリーロンリーロンリー (feat. SAY)

 

NORIKIYOの曲の中でもかなり好きな一曲。孤独をテーマにした曲で、私は「恨んだってそう 愛してたってそう 愛されてもそう 結局、孤独」のラインが好き。featしているSAYの声がまたいい! ちょっと寂しいときに聴くとなんか元気をもらえる。

21.Hey Money / NORIKIYO

Hey Money Remix (feat. ZORN, AKLO & OMSB)

Hey Money Remix (feat. ZORN, AKLO & OMSB)

 

ZORN×AKLO×NORIKIYO×OMSBという超豪華メンバーによる一曲。曲名の通りお金について歌っていて、結構哲学的な内容になっている。AKLOは意外とお金に関する知識が豊富で、ZORNは相変わらずお金に寄らない幸せというものを求めており、それぞれのお金に対する価値観ようなものが現れていて、聴いていると面白い。

22.貧乏なんて気にしない / KOHH

貧乏なんて気にしない

貧乏なんて気にしない

 

KOHHを聴き始めたのは最近のこと。流行していた頃に聴いていなくて、なんとなく聴くことを避けていた。最近になってたまたまこの曲を聴いて、「え、KOHHカッコいいじゃん」と気が付き、それ以来聴くようになった。色々聴いているけど、なんだかんだでこの「貧乏なんて気にしない」が一番好き。

23.蜂と蝶 / SOUL SCREAM

蜂と蝶

蜂と蝶

 

R-指定がUMBで伝説のウイニングラップをやったときに使われたビート。日本語ラップのクラシカルを聴くのであれば、まずこの曲は避けて通れないと思う。日本語の深みや繊細さ、韻を踏むことへのこだわりなど、日本語ラップにおける大切なことがすべて詰まっている。

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24.ママチャリ Remix / SUSHI BOYS

ママチャリ (remix)

ママチャリ (remix)

  • SUSHIBOYS
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

クラシックである「蜂と蝶」から打って変わって、今度はフレッシュな曲をピックアップ。埼玉レペゼンの3人組HIPHOPクルーSUSHI BOYSから「ママチャリ」を紹介する。トラップビートに倍速で言葉を詰めまくる彼らの曲は、聴いていると自然に体が揺さぶられてくる。若いヘッズたちにも大人気のクルーなので、2019年も彼らから目が離せない。

25.Dirty work Remix feat.ANARCHY / AKLO

Dirty Work (Remix) feat.ANARCHY

Dirty Work (Remix) feat.ANARCHY

 

悩んだ、めっちゃ悩んだ。この曲を入れようかどうか。でもカッコよすぎるから入れた。AKLOとANARCHYというアングラを代表するようなイケてるラッパー同士がコラボ。フックのAKLOがカッコいいので、ぜひ聴いてみてほしい。

26.24 Bars To Kill / ANARCHY,RINO LATINA,漢&MACCHO

24 BARS TO KILL

24 BARS TO KILL

  • アーティスト: RINO LATINA II,漢, MACCHO ANARCHY
  • 出版社/メーカー: R-Rated Records
  • 発売日: 2013/10/16
  • メディア: MP3 ダウンロード
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ありえないほど豪華なメンツが揃っている一曲。バースinの「ドラム叩くと踊るおもちゃ」というANARCHYのラインがカッコよすぎて……。また、私の大好きなOZROSAURUSのMACCHOが客演として参加していることも好きなポイント。エッジの効いたカッコいい曲を聴きたい人におすすめしたい一曲だ。

27.夜を使い果たして feat.PUNPEE / STUTS

夜を使いはたして feat. PUNPEE

夜を使いはたして feat. PUNPEE

 

STUTSとPUNPEEのコラボ曲。曲名の通り夜にぴったりな一曲で、特に都会をドライブしているときなんかに合う。ちょっと切なさも混じったチルな感じが好きな人と相性がいい曲だと思う。TofuBeatsとかJJJとか。

28.刹那 / Creepy Nuts

刹那

刹那

 

CreepyNutsのR-指定は、引退した今もなお最強のフリースタイラーとして語り継がれている。たまにフリースタイルダンジョンに出ているけど、大きなバトルの大会にはもう出場していない。「刹那」は、R-指定がUMBを3連覇する中で造られた一曲だ。R-指定がフリースタイルバトルによって極限の状態まで削られていたことが分かる内容。この曲を聴いていると、気持ちがガンガンに滾ってくる。

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29.恥知ラズ / 呂布カルマ

恥知ラズ

恥知ラズ

 

フリースタイルダンジョンの2代目モンスターとして、KOK2018の王者として、R-指定に代わる最強のフリースタイラーとして名をはせている名古屋のMC、呂布カルマ。彼の曲はどれもメッセージ性が強く、言葉が鋭利だ。「恥知ラズ」は特に強気な一曲であり、自分の中の感性を強烈に刺激してくる。呂布カルマのファンは信者、呂布カルマの音楽は宗教とまで揶揄されるほど、独特で唯一無二な感性をもち影響力がある呂布カルマ。軽はずみな気持ちで聴くと、気が付かないうちに泥沼にはまってしまうかもしれない。

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30.Pellicule / 不可思議/wonderboy

Pellicule

Pellicule

 

 最後に紹介するのは、不可思議/wonderboyから「Pellicule」。不可思議/wonderboyはすでに亡くなっている。この曲が評価され始めたのは彼の死後であり、生前はYouTubeの再生回数もかなり少ないものだったらしい。それが今や、600万回以上再生されている。ポエトリーリーディングラップの代名詞のような曲だ。透き通るような言葉の数々に、聴いていると泣いてしまう人も多い。

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いかがだっただろうか。管理人のおすすめ日本語ラップ曲を30曲紹介した。完全に好みで選んでいるので、きっと偏りがあると思う。でも、それがブログだからね。多めにみてほしい。最新曲もクラシックの名曲も、今では簡単に聴ける。聴けるからこそ、聴く曲は選ばないといけないと思う。自分がいいと思ったものを良いと思って聴き続けよう。誰のためでもなく、自分のために。