ーおすすめ記事ー

一人暮らしの家賃相場ってどれくらい?金額別の暮らしを徹底まとめ!

一人暮らしの大きな支出【家賃】

f:id:minimarisuto333:20190721130257j:plain

一人暮らしの支出で大きな割合を占めるのが家賃です。家賃の相場は月収の1/3以内といわれるほどですから、支出に占める割合を見ると5割に達することも珍しくありません。

今回の記事では、家賃の金額別にそれぞれの一人暮らしの生活をご紹介していきます。また、一人暮らしの大きな支出である家賃をどのように抑えていけば良いのかのポイントも解説いたします。

家賃の金額別|それぞれの一人暮らしの生活

f:id:minimarisuto333:20190706170210j:plain

それではまず、家賃の金額別にそれぞれの暮らしを見ていきましょう。

家賃5万円~6万円の一人暮らし

家賃5万円~6万円の部屋を借りている人は、月収20万円前後の仕事をしていることが多いいです。新卒から数年の間の社会人の多くがこの価格帯に住んでいるのではないでしょうか。

この価格帯では、駅からの近さ・風呂トイレ独立・部屋の広さのすべてを満たす物件に住むことは難しいといわざるを得ません。そのため、いずれかひとつの条件のために他のふたつを妥協する必要があります。

また、多くの場合、6畳ワンルームの物件になります。

家賃6万円~7万円の一人暮らし

月収が25万円を超えたあたりから、家賃6万円~7万円程度の物件に住むことも生活費の負担にならなくなります。

7万円近くの家賃を払えば、風呂トイレ独立、部屋の広さ、立地のいずれかふたつを満たすこともできるようになります。

立地の悪い物件であれば、風呂トイレ独立で二間以上ある部屋に住むこともできるでしょう。

ユニットバスが苦手な人は、この価格帯を目安に物件を探すことになります。

家賃7万円~8万円の一人暮らし

月収30万程度になると、家賃で7~8万円出しても十分に貯蓄ができます。この価格帯になるとアパートではなく、賃貸マンションを借りることも視野に入ってきます。

二間以上の部屋があることも多いため、ゆとりを持った生活ができることでしょう。20代後半から30代の一人暮らしの多くは、この価格帯の物件に住んでいます。

家賃8万円~10万円の一人暮らし

f:id:minimarisuto333:20190721130008j:plain

安定して月収が30万円を超える生活になると、家賃も10万円近く支払えるようになります。

この価格帯では、風呂トイレが独立していることはもちろん、部屋の広さもゆとりがあり、さらに周辺の住環境にも恵まれてきます。

スーパーや商店街などが徒歩圏にあり、駅からも近い立地にあるはずです。逆に、工場跡地や地盤の弱い土地など周辺環境の悪い立地でこの価格帯の物件を選べば、かなりの設備が整った物件を選ぶこともできるでしょう。

家賃10万円以上の一人暮らし

月収が40万円を超えるような場合には、家賃が10万円以上というケースも珍しくありません。

集合マンションの1室であっても、2DKなど一人暮らしにはやや広すぎる物件に住むことも可能になります。

また、条件によってはメゾネットと呼ばれる物件をまるごと借りる形態での賃借もできます。

そもそも、家賃10万円以上で一人暮らしをしている人は、マンション自体を購入できる経済力があります。賃貸と購入、どちらが有利なのかは諸説ありますが、この暮らしをしている人は賃貸している明確な理由があることが多いです。

東京で一人暮らしをした場合の家賃相場

f:id:minimarisuto333:20190721130113j:plain

東京ほどの大都市圏になると、家賃相場は驚くほど跳ね上がります。山手線沿線になると、数万円の家賃では風呂トイレが独立したワンルーム物件に住むこともままならないでしょう。

参考までに例を挙げると、山手線からいくつか電車を乗り継ぐ必要のある立地で、風呂トイレ独立で7畳程度の広さの物件を借りるには、だいたい7万円~8万円の家賃を想定する必要があります。

大阪で一人暮らしをした場合の家賃相場

東京に次ぐ大都市の大阪。やはり、一人暮らしの家賃相場も高くなります。とはいえ、東京よりはいくらか安価に済みます。

たとえば、大阪市内で1Kの部屋を借りる場合には、おおよそ6万円程度の家賃相場となります。

ただし、同じ大阪市内でも都心部に近づけば、さらに家賃相場は高くなっていきます。

一人暮らしの家賃は「もったいない」「無駄」という人

f:id:minimarisuto333:20190706170012j:plain

一人暮らしの支出に占める割合が大きい家賃を「もったいない」「無駄」と感じている人も少なくないのではないでしょうか。

たしかに、なにかを買うわけでもなく、ただ生活しているだけで相当のお金が消えていくというのは無駄なようにも思えます。

しかし、一人暮らしの部屋は生活の中心となる大切な場所です。むやみに家賃を抑えるのはやめておいたほうが良いでしょう。

たとえば、家賃を抑えるために駅から遠い物件に住むと、当然に通勤時間が長くなります。

一日あたりの通勤時間がそれほど長くなるわけではないとしても、1年に換算すると多くの時間を移動に費やしてしまっていることに気づくことでしょう。

また、立地ばかりを重視してまったくリラックスできない部屋に住むのもよくありません。1日のあいだでも長い時間を過ごすことになる部屋です。あまりに厳しく出費を惜しむべきではないでしょう。

一人暮らしの家賃を抑える方法

f:id:minimarisuto333:20190706170028j:plain

さきほど、厳しく出費を抑えた一人暮らしは得策ではないとご説明しました。それでも、できれば家賃を安く抑えたいというのは当然の考えです。ここからは、賢く上手に家賃を抑える方法をご紹介します。

方法1.家賃補助を活用する

自治体や企業の実施している家賃補助制度を活用すると、生活の質を落とすことなく一人暮らしの家賃を抑えることができます。

昨今は、企業も住宅補助制度を廃止する流れにありますが、福利厚生の充実した企業ではいまでも住宅手当制度が残っていることがあります。

多くは2万円程度の補助ですが、家賃の負担が軽減されることには変わりありません。
利用しない手はないでしょう。

また、自治体によっては定住化を目的とした一人暮らし向けの家賃補助制度を実施していることもあります。

所得制限などの条件があるうえに対象者が抽選となることもありますが、幸運にも補助を受けることができたならば、大幅に家賃を抑えることができるでしょう。

さらに、独立行政法人UR都市機構が運営する物件も家賃を抑える方法のひとつとして考えられます。

厳密には、UR都市機構は家賃補助をする機関ではありません。

しかし、UR都市機構の仲介するUR賃貸住宅は敷金礼金がかからず更新手数料も無料です。家賃も相場にくらべて安くなっているため、希望する間取りの物件にかなりの割安な家賃で住むことができます。

ただし、有利な条件なため人気も高く、物件の空きが出ても先着順ですぐに契約されてしまうため、簡単には利用できないという側面があります。

方法2.駅から遠いところを選ぶ

家賃相場に大きく影響を与えるポイントは物件の立地です。特に、駅から遠い物件ほど家賃は安くなる傾向があります。

目安としては徒歩で15分を超えると大幅に家賃が下がることが多いようです。移動時間を犠牲にして家賃を抑える方法となりますが、駅までの移動手段を工夫することで時間の節約もできます。

方法3.埼玉や23区外で借りる

f:id:minimarisuto333:20190721184800j:plain

東京で働く人は、特に高い家賃に悩まされることになります。しかし、東京都23区外や隣県の埼玉に住むことで家賃相場は大幅に下がります。

通勤時間が非常に長くなるというデメリットはありますが、負担を減らすためにある程度の工夫は可能です。

たとえば、電車の始発駅に物件を借りられれば座席に座ってゆったりと通勤することもできますし、準急や特急が停車する駅に住めれば、通勤時間も大幅に短縮できます。

一人暮らしにおける家賃以外の大きな支出って?

f:id:minimarisuto333:20190721130055j:plain

一人暮らしの家賃が支出の中心となることは、ここまでのご説明どおりです。では、一人暮らしでは家賃以外にどのような大きな支出があるのでしょうか。

1.食費

住まいと同じように、食は生きる上で欠かすことのできないもの。やはり、食費は支出の大きな部分を占めることになります。特に、一人暮らしの食費は気をつけないと外食中心となり、いつの間にか出費がかさんでしまいます。

なにも節約意識を持たずに外食やお弁当を中心にして生活すると、ひと月の食費は簡単に4万円を超えてしまいます。

自炊をしたとしても、よほど賢く食材を回していかなければ、2万円以内におさめるのが精一杯でしょう。

一人暮らしの食費を抑える方法10選!自炊のコツも5選で紹介 - MC烏龍茶の随筆

2.交際費

身軽な一人暮らしだからこそ、友人知人たちからのお誘いも多くなるもの。誘われるがままにでかけていると、あっという間に財布の中身は消えていきます。特に飲み会は、気の向くままに参加していると、お酒の勢いも手伝って一晩で1万円以上使ってしまうこともあるでしょう。

とはいえ、社会人である以上、断れない誘いがあるのも辛いところです。

20代や30代の方の場合には、結婚式などが重なり一度に数万円が消えていくということも珍しくありません。

家賃は一人暮らしで最も大きな支出!慎重に考えよう

f:id:minimarisuto333:20190721130228j:plain

家賃は毎月かかる固定費でありながら、支出のなかでも最も大きなものです。一度、物件を決めてしまえば、簡単には引っ越すこともできません。

また、引っ越し自体にも少なからぬ費用がかかります。経済的にも精神的にも生活の豊かさに直結する家賃と物件。慎重に考えて選びましょう!

一人暮らしが上手に貯金するコツ10選! 貯金できない社会人は必見 - MC烏龍茶の随筆